オフシーズンを経て思考錯誤を重ねた結果 、クラブセッティングに変化を見せる選手 が増えている。バックの中を覗けば新旧 クラブを入れ替える選手もいれば、長年 愛用の名キを使い続ける選手もいて、 まさに住人と色。その中で長年エース ドライバーを変えずに使い続けてきた大月 と春がついにニュークラブへのスイッチを 決断した。写真ドライバー変えたってよ。 大月とモ春の最新セッティングを公開。 もはや大月の大名詞とも言えるエース ドライバーPING400MAX。 2018年発売のこのモデルを長らく愛用 し、19年の関西オープン22年ANA オープン23年のパナソニックオープンと 通算参照を支えてきた占油だ。これほど まで長く使い続けた理由について本人は かつてヘッドの大きさと構えやすさと語っ ていた。新しく変えても性能的に変わら ない。飛距離も変わらないのであればそこ に戻ることになると思うと多くのヘッドを 試す中でも結局エースに戻ってしまう。 それほどまでに信頼する1本だった。 そんな大月が今回選んだのは同社の最新 モデル440SFT。トローバイアスで 捕まりのいいヘッドだが400マックスに ヘッドの形であったり飛び方が近かった ことが変えられた理由と語るように長年の エースと性格が似ていたことが決め手と なった。他のモデルも試していたが 打ち出し角が少し低くなっていた。 とにかくSFTが理想とする弾道に最も 近かったという。ただし弾道の安定性を 重視する大月にとってスピン量がやや 少なめなのは唯一の気がかりだとも話して おりさらに変える可能性はあるとも話す。 3番ウッドはテーラーメイドの9アイテを 選択。打ち込んだり弾を上げたりするのに 適しているとハイローン値の16.5°を チョイス。5番ウッドにはキャロウーの アイパラダイムアイスモークを投入。以前 このポジションにはテーラーメイドの アイアン型ユーティリティSIMUDI 20°が入っていた。その下の4番 ユーティリティにはブリジストンの BMミテッ229杯を新たに採用。海外 ブランドが多くを占める大月のバッグの中 で国産ユーティリティがスタメン入りした 。PSが1番打感が柔らかかったと語り、 そのフィーリングに強く魅了されたという ユーティリティ型アイアンにありがちな 弾くような打感は好みではないようで アイアンのような打感で打てるところが 味噌。そしてアイアンは5番から9番まで の構成。金のブループリントは引き続き 使用しており、バウンスを抑えるために ソウル候が大きく削られているのが特徴だ 。ウッジは46°、50°、54°、 60°の4本体制。54°までは タイトリスト、60°はジクラブメーカー アクシスゴルフのZ1ツアースペック ウェッジ。この60°もかつての ドライバーと同様、大月の武器とも言える 長年の愛用品であり、上げたり柔らかい玉 が打てるとその操作性に強い信頼を寄せて いる。最後にパターはスコッティ キャメロン 009mのプロトタイプをバックインし、 2キブりの勝利を目指すシーズンを戦って いる。

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