今回も女子聴講生兼スタッフであり、当講義制作担当、伊藤の大学時代の同級生がテーマを提供してくれました。ちなみに彼女、ゴルフに関してはアマ競技志向者で、ここ数年は関東女子シニア選手権で上位に入り、日本女子シニア選手権への出場を目指しています。お題は、トップからダウンスイングへの切り返し時、腕を下ろす動きと下半身の動きがどうもうまく連動しない、というものでした。
そこで湯原が取り上げたのが、彼女が若いころ、東京都の代表選手となったスキー。両足の踏み込み方はゴルフに相通じるものがある、といった流れから、両足ウラでの地面の“蹴り”の話へ。……思い出します、右足の蹴り。その昔、とあるトッププロから「体の回転速度を高めるために蹴るんだ」と教わって、きちんと理解できないまま雑誌にレッスン記事に取り上げたことがあります。ここでお詫び致します。まったくもって言葉足らずというか……、とにかくすみませんでした。M(__)m ゴルフにおける“蹴り”。正しくは今回の講義でどうぞお学び下さい。
◆参考動画
《第88回》コース戦略⑧ 横風の対処法 今回の講義、分かる人には当たり前のことかもしれませんが、分からない人はモヤモヤ状態になってしまうかも。でも一緒に、少しずつでもモノにできるようにしましょう

《第83回》【練習法3種】割と気楽にできて、それでいて確実に上達する一方、速めにその効果が表れる、そんな都合のいいドリルなど……ないですよね? いや、強いて挙げればこの3つがあるな、って感じです

ゴルフ界随一の理論派プロ
 代名詞は切れ味鋭いアイアンショット
  東京国際大ゴルフ部監督
湯原信光
ゆはら・のぶみつ/1957年8月14日生まれ、東京都出身。レギュラーツアー通算7勝、シニアツアー通算1勝。東京国際大学所属
 7歳からゴルフを始め、74、75年と日本ジュニアゴルフ選手権制覇。日本大学櫻丘高校から日本大学経済学部に進学し、ゴルフ部へ入部。79年日本アマチュアゴルフ選手権を含む、27回の優勝を達成し、卒業後80年プロ転向。学生時代から定評のあった美しいスイングに磨きをかけ、日本を代表するショットメーカーとして君臨、一世を風靡した。
 特筆すべきはパーオン率の高さ。記録の残る85年以降2005年までの21シーズン中、19シーズンでベスト10入り。98、00、01年は1位に輝く。
 2013年7月、東京国際大学特命教授、および同大学ゴルフ部監督に就任。現役ツアープロがフルタイムで学生を指導する先駆者となった。
 ツアープロ、大学教授、ゴルフ部監督と“三足の草鞋”を履きながら22年4月、日本大学大学院 総合社会情報研究科 博士前期課程 人間科学専攻に入学。さらなるゴルフ理論を追究しつつ、入学5年後の博士号取得に向けて現在奮闘中。

《目次》
00:00 切り返し時
01:08 スキーにしても
04:02 “蹴り”について
05:15 前半締め・よもやま話
06:05 実技・両足の蹴り

▼当チャンネルURLはこちら
https://www.youtube.com/channel/UCOIortj9oSFFX9Hszm8MT3w

#ゴルフの知識を深める~スイングの核心~

5 Comments

  1. ブランコを立ち乗りで漕ぐときに、膝をしゃがむように曲げて伸ばす動きに似ていますね

  2. カウンターについてあまり考えた事が無かったのですが、最近はクラブをしならせて使う事を覚えようと思い、カウンターを考えています。
    手首を柔らかく使えるように考えて振るようにしています。

  3. 昔から体重移動は『スキーのエッジを効かせる様に』みたいなレッスンが多かった気がします。
    今回の動画で最初は『ダウンスイングで右膝前に出したらシャンクするじゃん』と思って見ていましたが、バックスイングで右足を左足方向へ蹴るという動作で、今まで回転しようとして引けて悩んでいた右足カカトへの体重移動が回転する意識が無くても出来る事がわかりました!
    そしたらダウンスイングは右膝を前に出すイメージでも実際は前に行かず、日本の女子プロに多い右膝送り過ぎみたいな膝使いにならない事がわかりました。
    湯原プロをはじめ、皆様の質問のお陰で長年の悩みが解消されそうです。
    ありがとうございました(^^)

  4. これは神回です。「蹴る、蹴る」を把握できれば、突き込み・伸び上がりを一気に解消できる気がします。ありがとうございました。

  5. ゴルフスイングとスキーの共通点については、以前から思っていたことでした。今日の講義でその考えが正しかったことを確認できました。うれしぃ〜😊
    だからと言ってゴルフスイングが確立したかと言えば、そうではないことは悲しぃ〜😅

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